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赤ちゃんの病気

  《赤ちゃんの病気》
・赤ちゃんのおへそ
・赤ちゃんのスキンケア
・赤ちゃんの口の中
・赤ちゃんの鼻づまり
・赤ちゃんの便秘
・赤ちゃんの目やに
・赤ちゃんの夜泣き


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赤ちゃんのおへそ

臍出血(さいしゅっけつ)

へその緒がとれたあと、しばらく出血が続くことがあります。診察室で教えてもらったおへその処置を、2,3日続けていれば止まるものです。
出血の量がふえたり、長びいたら、もう一度診察を受けてください。

臍肉芽腫(さいにくげしゅ)

へその緒がとれたあとの切れはしが、肉のかたまりになったものです。
かたまりが大きいときは糸でくくります。

臍炎(さいえん)

へその緒がとれたあとの傷口から細菌が入って、おへそのまわりが赤く腫れ、うみや血が出ます。ひどくなると細菌が全身にまわることがあるので、主治医の指示どおりにおへそを消毒して薬(抗菌薬)をしっかり飲ませてください。

臍(さい)ヘルニア

生後1か月をすぎるころからおへそがプクンと膨らんでくることがあります。おへそのまわりの筋肉がまだ弱いので、腸が皮膚の下にもりあがってくるのです。
なにもする必要はありません。遅くとも1歳までには自然に治ります。ばんそうこうを貼る治療法もありますが、ただれることが多いので、おすすめしません。
赤ちゃんのスキンケア
 
赤ちゃんは生後まもなくから2〜3か月ごろまでは、お母さんからもらったホルモンの影響で、皮膚から脂がたくさんしみでてきます。ほおっておくとよごれがすぐ肌にたまり、これが皮膚のトラブルのもとになります。この脂をおとすには、お湯だけでは無理で、石けんやシャンプーを使います。ゴシゴシこすっては皮膚が痛みますから、手でやさしく洗い流しましょう。

頭のかさぶた

しみ出た脂が髪の毛にこびりついて、黄色いかさぶたのようになることがあります。病気ではありません。少ないときは毎日お風呂でシャンプーするだけで治りますが、多いときはオリーブ油をぬってふやけさせてからお風呂で洗い流してください。かさぶたが厚いときや、その下がただれているときはぬりぐすりを処方しますから、指示どおりにぬってください。

赤ちゃんのにきび

思春期のにきびと同じものが生後1〜2か月までの赤ちゃんの顔にできることがあります。にきびは病気ではありません。石けんでよく洗い、清潔にしていれば、しばらくすると治ってきます。
赤ちゃんの口の中


鵞口瘡(がこうそう)

症状・原因
頬の内側や上あご、舌などに白い斑点がついています。これはカンジダというカビがはえたためです。乳かすに似ていますが、ふいてもとれません。痛くはないのですが、食欲が落ちることがあります。

治 療
ぬりぐすりを処方しますので、毎日、指示されたとおりに口の中にぬってください。哺乳びんなど、赤ちゃんが口にするものものカビがついているかもしれないので、熱湯消毒をしたほうがよいでしょう。

上皮真珠(じょうひしんじゅ)

はぐきに真珠が?
生後2〜3か月ごろから、歯ぐきに白い粒のようなものが見られることがあります。ちょうど小さな真珠のように見えるので「上皮真珠」といいます。これは歯肉の皮が変形したもので、いずれ自然に消えます。
赤ちゃんの鼻づまり


生後1〜2か月ごろ、熱も咳もないのに鼻をつまらせたり、寝苦しそうにすることがあります。赤ちゃんの鼻の穴は小さく、鼻の粘膜が敏感なので、ちょっとした気温の変化などの刺激で鼻みずが出ます。また暖房で部屋が乾燥すると鼻みずがねばっこくなったり、鼻クソになって鼻をつまらせてしまいます。
赤ちゃんは口で呼吸することが下手なので、鼻がつまるとお乳が飲みにくくなり、機嫌がわるくなります。

鼻づまりを治すためのヒント

1. 暖房で部屋が乾燥しないように、加湿器などを使う。
2. 鼻みずをスポイドですいとったり、綿棒で鼻をそうじする。ただし、鼻みずをすいとるだけで鼻づまりが治るとはかぎらないので、鼻の中を傷つけないよう、ほどほどに。
3. お風呂の湯気は鼻の粘膜を湿らせてくれます。お風呂であたたまると鼻の粘膜の腫れもひくでしょう。

こんなときはもう一度診察を…
水ばながいっぱい出るようになった、お乳の量がふだんの半分ぐらいに減った、咳が出てきた、ゼイゼイしている、などのときは本格的なかぜかもしれません。もう一度診察を受けてください。
赤ちゃんの便秘


うんちは毎日出なくてもいい
生後1か月をすぎると便の回数が減ってきます。便が2〜3日出ないと便秘かしらと心配になりますが、まとめてたくさんやわらかい便が出て、体重も順調にふえているなら、便秘とは考えなくていいのです。

便がコロコロしていて、便をするとき・・・・いきんで苦しそうにするとか、肛門がきれたりするのを便秘といいます。

便秘の時の工夫

1. おなかをやさしくさする。
2. マルツエキス、砂糖水、果汁などを与えてみましょう。ただし果汁は効く子と効かない子がいますから、いろいろな種類の果汁をためしてみましょう。
3. 離乳食がすすんでいれば、果汁や野菜を加えることが大切です。

綿棒浣腸

綿棒にオリーブ油などをつけて、お尻の穴をくすぐってみましょう。たいがいはこの方法で便が出ます。

イチジク浣腸

どうしても便が出ないときは浣腸をします。浣腸が習慣になるということはありません。
赤ちゃんの目やに/鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)


生まれて数日から数週の赤ちゃんの目が涙目になったり、目やにが続くことがあります。これは涙が鼻に流れ出すための配水管(鼻涙管)の通りがわるいからです。
半数以上が生後2か月くらいで、残りの半数も1歳までには鼻涙管の通りがよくなって自然に治ります。

家庭でできること

1. 涙をふく
涙目だけで目やにがないときは、何もする必要はありません。こぼれた涙をふきとってあげるだけでいいでしょう。

2. 目ぐすりをつける
黄色い目やにが多いときは、処方された抗菌薬目くすりをつけましょう。

3. 目がしらマッサージ
涙の通りをよくしたり目ぐすりが効きやすくなるように、目ぐすりをつけたあとに、目がしらから下にむけて数回マッサージをしてみましょう。

眼科では

細い針金のようなものを鼻涙管に入れて、涙の通りをよくしようとすることもあります。しかし、90%以上が1歳までに自然に治るのですから、気長に待つことをおすすめします。
赤ちゃんの夜泣き


日中は機嫌よく、お乳もたっぶり飲んでいる赤ちゃんが、とくに原因も見あたらないのに、毎晩きまって泣き出すことはけっこう多いものです。

いつごろから始まるの?

生後、3〜4か月ごろからみられます。1歳6か月をすぎるころになると、お父さんやお母さんを悩ますほどの夜泣きはほとんどなくなります。

原因はわからない!

原因として、のどが渇いた、おなかがすいた、暑いあるいは寒い、おむつがよごれた、不安や興奮など、が考えられますが、実際には、これだ!という原因がつかめないのが大部分です。

どうしたらよいでしょう?

夜寝るときに、かるく背中をさすったり、子守歌をきかせるなど安心感をもたせ、それでも寝つかないときは抱っこしてあげましょう。お誕生近くの赤ちゃんでは、昼間に十分運動をしないと夜も目が覚めてしまいます。日中にもっと活動的な遊びをさせましょう。
思い当たる原因を取り除いても続くようなら、あきらめて赤ちゃんにつきあう、あるいは居直って無視するのもひとつの方法です。

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