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乳児健診
当院では、赤ちゃんの健康管理と発育・発達のチェックのために、定期的な健診をお勧めしています。健診では、測定や診察だけでなく、子育ての心配事や悩みなど気軽にご相談していただけるといいと思っています。感染症のお子さんが多い、一般診療とは別の予約制になっていますので、医師・看護師がお母さま、お父さまのお話をゆっくりお聞きします。受け付け、または電話でご予約下さい(有料)。
乳幼児健診の時期は、以下のスケジュールにそって受けていただくといいですが、もちろん、いつの時期に来ていただいても、結構です。
◆1〜3か月健診
◇4〜6ヶ月健診
◆7〜9ヶ月健診
◇10〜12ヶ月健診
◆13〜14ヶ月健診
◎ 母子手帳・健康保険証をお持ちください。
1歳半健診と3歳児健診は保健所や保健センターで行っています
1ヶ月健診が終わったら
◆これからの2ヶ月間、安心できる育児ガイド◆
知っておくとドキドキしないですむこと
多くの赤ちゃんは1〜2ヶ月のあいだよく泣くようです。泣いてたのが「おなかが空いた」とか、「おむつがぬれたからかえて」という合図だとすぐにわかることもありますが、なぜ泣くかわからないことも多いものです。哺乳のあと、ゲップがうまく出ないので「おなかが気持ちわるいよう」と泣くこともあるでしょう。
母親は経験を積むにつれて、赤ちゃんを抱いてあやしてあげたほうがいいときと、ほおっておけば必ず泣きやむときの見分けがだんだんつくようになるものです。
赤ちゃんがわけもわからず泣いて気むずかしく感じられる場合、それは親が不慣れなためではなく、赤ちゃんの性格によることも多いといわれます。
排便時に赤ちゃんが真っ赤な顔をしてりきむことがしばしばあります。母乳の赤ちゃんはときに3〜4日便が出ないことがあります。便秘になったのかと不安になるものですが、やわらかい便が出れば病的な便秘ではありません。便秘というのは、ヤギの糞のようにコロコロした硬い便になって排便時に出にくい状態をいいます。健康な赤ちゃんの排便の回数、便の色、硬さはいろいろです。
この時期にもっとも多い赤ちゃんの心配ごとの
第1位は、湿疹やおむつかぶれなど皮膚のこと。
第2位は、鼻汁、鼻づまり。
第3位が、お乳を吐く、哺乳量が少ないなどです。
いずれもほとんど3ヶ月ごろには治ってしまいます。
それまでに治らない湿疹は治療が必要になりますが、そう多くはありません。
父親の協力で乗り切る
赤ちゃんの授乳や泣きすぎで母親が眠らせてもらえないつらさは3ヶ月ごろになるとずっとかるくなります。それまでのあいだ、父親が育児を積極的に手伝いましょう。
祖父母やその他家族の助力を得て、父親と母親が自分だけの時間をもつなどして、心身の健康を回復し、リラックスした気もちで育児ができるようにしたいものです。
2人目の赤ちゃんの場合には、上の子がねたまないよう気を配る必要があります。
健診のおすすめ
はじめての育児には心配なことが次々にあるものです。身近な方に聞いてもわからないことがありましたら、当クリニックにおたずねください。お力になれると思います。乳児健診は、病気の早期発見、早期治療のためばかりでなく、将来の病気を未然に防いで、より健康に育てるための最新のアドバイスを受けるチャンスです。安心できておトクなことです。
節目は
●1ヶ月
● 3〜4ヶ月
● 6〜7ヶ月
● 9〜10ヶ月
● お誕生日
です。
・・・・では、3〜4ヶ月児健診でお目にかかれることを楽しみに、気がかりなことがあれば書きとめておいてください。
3〜4ヶ月健診が終わったら
◆これからの3ヶ月間、安心できる育児ガイド◆
まさかの事故を防ごう
ちょっと目を離したすきに赤ちゃんがベッドやテーブルから転落することの多い時期です。寝返りしないから大丈夫と油断すると、不思議にもずり動いて転落するものです。必ずベッドの棚はあげておきましょう。
熱い湯の入ったコップや電気ポットを赤ちゃんの手の届くところに置かないようにしましょう。やけどをさせて悲しむ例の多いこと。パウダー類も赤ちゃんの近くに置かないこと。ひっくり返してパウダーを吸い込むと肺炎をおこします。
生活のリズムを規則正しく
昼間は起きていることが多くなり、夜つづけて眠る時間がふえてきます。睡眠時間もだんだん規則正しくしていくと、離乳開始がスムーズにできやすいものです。哺乳の間隔は4時間が目安です。
予防接種を忘れないで
ポリオは満3ヶ月をすぎたら受けられます。集団接種の場合は、地域の広報誌をよくみて、接種日を忘れないようにしましょう。この他、BCG、三種混合ワクチン(百日咳、ジフテリア、破傷風)も満3ヶ月以後に受けることができます。
気になるが、さほど心配しなくてよいこと
指しゃぶり、髪や耳たぶをいじる、頭をぐるぐる回す、・・・・これらは病気でなく、ただの「くせ」です。ようすをみるだけでいいのですよ。
お乳をよく飲み、体重が急速に増えている赤ちゃんが、4ヶ月をすぎて急に飲まなくなることがしばしばあります。太りすぎないための生物の摂理のようです。しばらく待てばまた飲むようになります。
蛇足ひとこと
どんなお母さんも、赤ちゃんをあやす、話しかける、声を出したら答えてあげる、きょうだいがいれば遊ばせる、月例に応じた安全なおもちゃを与える、などを自然にしていると思います。しかし、親に興味を示さない、夜通し眠らないというようなことがあれば小児科医にご相談ください。
職場復帰で乳児保育を依頼される時の不安や、親がアレルギー体質で、離乳食でアレルギーにならないかという心配がありましたらご相談ください。
・・・・では、6〜7ヶ月児健診でお目にかかれることを楽しみに、気がかりなことがあれば書きとめておいてください。
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