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6〜7ヶ月検診が終わったら
 
◆これからの3ヶ月間、安心できる育児ガイド◆

目が離せない時期……事故予防に最大の関心を

これからの3ヶ月間、ハイハイができ、つかまり立ちができ、動き回れるようになり、手で物をつかんで食べることができるようになります。

縁側、玄関、ベビーカー、階段から転落する。

灰皿のたばこの吸い殻、防虫剤、親の睡眠薬、化粧品、洗剤、灯油などを誤って飲み込む。

つかまって立ち、テーブルの上のものをひっくり返して熱い湯でやけどする。

ストーブ、アイロン、やかんなどにさわってやけどする。こんな事故が8〜9ヶ月ごろに急にふえます。いったんおこると治療のために費用も時間も浪費しなければならないばかりか、後遺症もかかえてしまいます。乳児期の家庭内の事故はすべて親の責任です。防ぐことができるのですから。

家庭内の危険なものは1メートル以上の高いところに置く。あるいは引き出しや戸棚にしまいましょう。

容器には必ず蓋をし、飲食物の容器に食品以外のものを入れないようにしましょう。

たばこや灰皿は子どもの手の届かないところに置き、のどにつめそうな硬貨やボタン類もしまっておきましょう。

赤ちゃんを車に乗せるときはチャイルドシートをつけましょう。

階段の降り口には柵を設けるとよいですね。

浴槽は水やお湯を抜いておくこと。浅い水でも乳児期に浴槽で溺死する例が意外に多いのです。

万一に備えて、小児科医や中毒110番の電話番号を、
みやすいところに貼っておきましょう。


(財)日本中毒情報センター大阪 0990-50-2499(ダイヤルQ2)
※365日24時間対応
 中毒110番つくば 0990-52-9839(ダイヤルQ2)
※365日、9〜21時のみ対応
 たばこ専用回線 072-726-9922
※無料テープ


気になるが、さほど心配しなくてよいこと …… 夜泣き

のどの渇きや、おむつがぬれている場合には、お茶やミルクを飲ませたり、おむつをかえればすむことですから簡単です。

最近こんなことがわかってきました。赤ちゃんが寝る前に母親が抱きかかえてお乳を飲ませたり、揺すったりする癖をつけると、人の助けを借りないで眠る訓練ができてないので、いったん目が覚めると再び眠らせるために同じような手順、条件が必要になるというのです。

赤ちゃんには浅い眠りと深い眠りとが交互にあり、浅い眠りで目覚めても同じ手順をすれば、まもなく深い眠りの時期がくるので眠りにつくことができるそうです。

やりかたしだいで、赤ちゃんは親がいなくても寝つくようになれるし、反対に、毎回親が寝つかせないと眠らないようにもなるようです。お気に入りのぬいぐるみや、おもちゃがあると楽ですね。

・・・・では、9〜10ヶ月児健診でお目にかかれることを楽しみに、気がかりなことがあれば書きとめておいてください。
 
9〜10ヶ月検診が終わったら
 
◆これからお誕生日までのあいだ、安心できる育児ガイド◆

外との出合いへの出発……母は見守って

はって、つたい歩きして、他人や動物や物に出合い探検したくなる時期です。
安全対策を立てたうえで思い切り冒険させ、親はじっと見守り、過保護にならないことが大切です。危険なことをしようとしたら口で「ダメ」と示して危険から遠ざけ、してはいけないことを教えましょう。

お父さんも「高い高い」や「飛行機ブーン」などよく遊んであげ、親子で交流し、赤ちゃんが声を出したら出す声を真似て答えてあげるといいですね。イナイイナイバー、アン、バイバイなど、人との交流、模倣を促すことは言葉の発達につながることになります。


不安のない食習慣へ

この時期には少しずつ自分で食べる能力がつきはじめます。両方に持ち手のついたプラスチックのコップで飲ませるとか、トーストやビスケットなどを自分でもって食べさせるとかを試みてもよいころです。ときには家族と同じ食卓で一緒に食べさせてみましょう。

お誕生日までに離乳できる子もいますが、遅れる子もいますから、あせらないように。

つたい歩きができるようになると食欲が低下して、お誕生日まではほんの少ししか食べなかったり、気まぐれにしか食べないこともしばしばあります。この時期はそんなに多くの種類を食べる必要はなく、栄養価の高いものならわずかの種類であっても栄養は十分とれるといわれています。

食べることを無理強いしたり、機嫌をとって食べさせることはしないでよいのです。体重が急に減ったりしなければ心配は無用です。


小さいこと三つ

● この時期の子の「後追い」は心配ありません。
● きまった時間に寝させることを試みてよい時期です。しかし、すんなりいくとはかぎりません。のんびりいきましょう。
● お誕生日までにすませておくべき予防接種を、もう一度母子手帳でチェックしてください。

《お誕生日までにすませておくべき予防接種》
BCG(結核) 生後3ヶ月から4歳までのあいだにBCGを受けましょう。
ポリオ(小児まひ) 生後3ヶ月から7歳半まで受けられますが、できるだけ3ヶ月から1歳半までの間に、6週以上の間隔をあけて2回飲みましょう。
三種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風) 生後3ヶ月から7歳半まで受けられますが、できるだけ3ヶ月から1歳までに間に、3〜8週の間隔をあけて3回注射を受けましょう。
はしか 満1歳から7歳半まで受けられますが、1歳をすぎたらできるだけ早く注射を受けましょう。
風疹 満1歳から7歳半まで受けられますが、はしかを受けたあと、できるだけ3歳になるまでに注射を受けましょう。
おたふくかぜ 満1歳から受けられます。
みずぼうそう 満1歳から受けられます。
の予防接種は個人の希望で受けるものです。市町村からの通知は来ません。

・・・・では、1歳児健診でお目にかかれることを楽しみに、
気がかりなことがあれば書きとめておいてください。
 
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◆これから1歳半までのあいだ、安心できる育児ガイド◆

食べなくなる時期だから

牛乳ばかりとか、おかずを食べないでごはんばかりとか、すききらいがひどいとか、体重のふえかたが少ないので異常ではないかとか、いろいろ不安になる時期です。これは、体格が今までの赤ちゃん特有のポッチャリ型から、幼児期のほっそり型へ移行していくときの一時的な現象です。

この時期は歩き回ったり、走ったり、投げたり、活発に運動しているので、体重はあまりふえませんが、毎月体重を測って母子手帳に記入しておいてください。
お母さんは無理強いしないで、また食べる時期がくる、とのんびりかまえましょう。

子どもがなかなか食べようとしないときは、機嫌をとって食べさせようとしないで、食べ物を片付けてしまいましょう。また、ジュースや甘いものを与えすぎていないか、空腹をうまくつかんでいないのではないかと、ふり返ってみる必要があります。


新しい事故のタネ

● ピーナッツ、ポップコーン、豆、棒状のにんじんやセロリ、レーズン、チューインガムはこの時期には与えない!気道につめて窒息する危険があります。

● 熱いレンジに子どもを近づけないこと。鍋の柄はレンジの向こう側に置きましょう。食事の支度をしているあいだ、熱い液体は子どもの手の届かないところに置いてやけどを防止しましょう。

● コンセントにさわって感電しないように注意しましょう。


ことば・こころ・能力を育てよう

言葉の発達を促すために、身のまわりの物の名前をいったり、体の部分を指で示しながら名前をいいましょう。食事のとき、おむつを替えるとき、入浴や着替えのとき、外出したとき、つねに子どもに話しかけましょう。

絵本は1ページにものと名前が1つづつ書いてあるのがよいといわれます。本を読んできかせたり、歌を歌ってあげ、子どもがみたり行動したことについても話してあげましょう。子供の質問には耳を傾け、忙しいときでもいやな顔をせず、意味のわからないことを聞いても、うれしい顔で答えてあげるといいですね。

子どもが正しい行動をしたときはほめましょう。新しい能力を身につけたときは、親が感心していることを表現しましょう。危険なことなど禁止項目は少なくし、そのかわり厳しく守らせましょう。

言葉によって禁止の意思を伝えたあと、必要とあれば、子どもをつかまえ、さわってはいけないといっておいたものを子どもから取り上げます。危険から遠ざけるために、子どもの体をかかえてその場から連れ出しましょう。

おもちゃを与えるとき、どういうふうに遊ぶかをやってみせる必要があります。まねをするような行動(例:お掃除・ままごと)はどんどんさせましょう。追いかけっこ、踊り、水遊び、ボール投げ、ボールけりなど、親の目の届くところでいろいろな運動をさせましょう。

ひとりっ子とか、きょうだいの年齢が離れているときは、近所の同じ年ごろの子どもと遊ばせましょう。近所に同じ年ごろの子どもが住んでいない地区では、子育て支援グループが近くにないか、保健所や保育所や会社の仲間にきいてみてはどうでしょう。


予防接種を忘れないで

麻疹(はしか)ワクチン、三種混合ワクチン(DPT)は注射しましたか? 2回目のポリオワクチンを飲ませましたか?(なるべく1歳半までにすませましょう)
・・・半年分なのでボリュームがふえました。

では、1歳半児健診でお目にかかれることを楽しみに、気がかりなことがあれば書きとめておいてください。
 

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